昨日から春のお彼岸に入りました。
お彼岸といえば、
お墓参りにいったり、
先祖や故人に思いをはせる時。
そこで、思い出したことがあります。
ある時、親類から突然電話があり、
伯父さんが亡くなったとのこと。
驚きましたが、
高齢で持病もあったので
安らかに成仏してほしいと思いました。
電話を受けた父は兄弟なので
お葬式に行って、最後のお別れを
したいといったのですが、
家族葬で内輪だけですませるから
とお葬式の詳細を教えてもらえず、がっかり(><)
亡くなった後は、魂が自由に
こちらに来られるから
きっとお別れに来てくれてるよ
と慰めましたが、
いくらひっそりやりたいとはいえ、
兄弟がお別れしたいというのを
拒絶するのは、人としてあんまりだと
憤慨しました。
こうしたい、という自分の気持ちも
大切でしょうが、
兄弟にとって、最後のお別れという
人生のたった一度の瞬間を奪うとは
ひどいと思ったのです。
これは、他人に言うことであって、
身内に言うのは酷だと涙が出ました。
わたしも小さいころから
自分かわいがってもらったので
伯父にお礼を言いたかったのですが
兄弟である父はなおさらでしょう。
感じ方、考え方は人それぞれ
といいますが、
こういう時こそ、
相手を思いやる気持ちを
持てる人になりたいものです。