七夕といえば
笹に願い事を書いた短冊を書いて
吊るすというイメージが定着していますね。
笹は心身を清め、魔よけの力を持つ
神聖なものとされていたので、
「陰陽五行説」に基づいた青赤黄白黒の
5色の短冊に願い事を書いて笹に飾り、
翌日にそれを川や海に流して
穢れを洗い流すという祓の儀式です。
これは江戸時代からの行事だそうですが、
もっと古くは
お盆に祖先の霊を迎える前の禊として
棚機女(たなばたつめ)と呼ばれる
娘が川辺の機屋こもって、
祖先の霊に着せるための布を織って
一夜を過ごし、穢れを祓う行事でした。
そのため、七夕の日には
必ず洗髪する
子供達は7回水浴びする
家族全員で行水をする
牛や馬も川で洗う
家の食器を全て洗う
井戸の清掃をする
という風習があったそうです。
七夕も、ほかの節句と同じく
穢れを祓う行事だった訳ですね~(^_^)
水で祓うといえば、
雨が降ることを願う習俗もあり
七夕には一粒でも雨が降ると豊作だ
という地方もあったそうです。
いまの暦では、7月7日は梅雨時で
雨の降る日が多いので、
縁起がいいのですね(^O^)/
雨だからと憂えることなく、
今日は、わたしたちも
塩風呂にゆっくりつかって
心身を清めましょう!