病気のことを考えるときは
感情が入ってしまいますね。
わたしも持病があるので
それはすごくよくわかるのですが、
大切なことであるからこそ
客観的に見ることが必要だと思っています。
病状には個人差があり、
個人の体質も違うし、
その時の状態にもよるので
一概に良い悪いは言えません。
だからこそ、専門のお医者様が
一人一人の患者さんに応じた治療を
行なっているのです。
でも、世間では
「ステロイドは良くないから
使うのはやめよう」という風潮があります。
確かに、副作用が強いし、
そもそも薬自体を使わなくてすむのであれば
それにこしたことはありません。
でも、薬を使わないと
病状が悪化することもあるし、
ステロイドが嫌だといっても
それなしでは命にかかわることもあります。
だから、薬=悪い
ステロイド=悪い、と
イメージだけで決めつけず、
そのときの病人の状態に応じて
必要ならば、適切に使うのが
一番いいと思っています。
わたしのように、長期間
ステロイドを内服せざるをえない人は
手術や感染など
強い負荷がかかったときに
自分では副腎皮質ホルモン(=ステロイド)
が出せなくなっているので、
外から補ってあげないと
大変なことになります。
一概に、ステロイドは悪いから
使わない、では済まされない訳です。
これは一例ですが、
イメージに惑わされないことが大切!
今はそれが当てはまるのか、
自分には合っているのかなど
個々の状態に応じて
客観的に判断してくださいね。
自分だけで判断できないときは
信頼できる専門家に相談することを
お勧めします(*^^*)