効率化を求めるあまり
一直線に目標に向かうことを
ほとんどの人が望んでいます。
先日、夏休みの宿題代行が
話題になったときに、
「親も子も宿題をやっても
役立たないと思うから
代行に頼むのだ。そんな
宿題を出す方が悪い。
もっと将来の役に立つような
宿題を出すべきだ」という人がいました。
いろいろな体験をしたり、
回り道をしたことが
後になって役立った
というのはよくあること。
いま無駄に見えても
その人の体験として
蓄えられることに違いありません。
だから、役に立つ、立たない
などと狭い了見で考えずに
宿題でも何でも
やってみる方がいいのではないかと
個人的には思っています(*^^*)
わたしは小学校の自由研究で
プランクトンを育てたことがあります。
何度も何度も失敗をしたけれど
最後に小さなエビのような形にまで
育ったときには嬉しかった~!
いろいろなマジックのインクを
リトマス試験紙で分析したこともあります。
その後、音楽科に進んだので
そのような理科の実験が
何か役に立ったとは思えないけれど、
うまくいかなかったときに
自分なりに工夫を重ねるという
体験にはなったと思っています。
それに、まだ覚えているくらい
楽しかった~(^_-)-☆
そんな無駄もいいものです。
純粋に楽しいこと、夢中でやったことは
その人の器を大きくしてくれます。
効率だけを求めずに、
もっと大らかな子育てをしてほしいですね!