子どものころは
もっと一日が長かったのに
今はあっという間に一日が過ぎ、
すぐに週末になってしまう。
そんな経験はありませんか?
いろいろな要素はあるにせよ、
時間は実際に速まっていて、
わたしたちの感覚も
それに沿って速くなっていると
言われています。
最近、特に感じるのが、
名曲を聴くとき。
昔の演奏家と現代の演奏家では
同じ曲を弾いても、
テンポが全然違うんです。
これは、同じ曲を
ギレリス、グルダ、ケンプ、バックハウス、グールド、
ホロヴィッツ、ルービンシュタインと、稀代の名演奏家が
弾いているので、違いがよくわかります(#^^#)
わたしは、普段ゆっくりしている方ですが
この曲を弾くと後半の3人くらいのテンポになるので
時代によって感覚が違うんだな~と実感する訳です。
CDでも、昔発売されたものと
リマスターで同じ曲を最近出したものでは
やっぱりテンポが違いますし、
小説でも、昔のものは話の展開が
異常に遅くてイライラします💦
1日は24時間といっても
その24時間の速さが
変わっているのですね~。
現代人がストレスを抱えたり、
病気になる人が増えているのは
この無意識での時間の速さが
影響しているのではないかと
推測しています。
自分のもつテンポが速い人は
いいのかもしれませんが、
時代のテンポとずれていると
そこにひずみが出てくるのです。
わたしのように、ゆっくりな人は
無理に皆に合わせようとせず、
自分のテンポで生きると
なにより楽だし、
心身のためにも良いですよ~。