3月11日は
日本人にとって忘れられない日です。
東京にいたわたしは
さほど大変な思いはしませんでしたが、
横浜からこちらへ向かっていた
80歳の母は途中で電車から降ろされて、
駅から締め出され、
入って休めるお店もないので
重い荷物を持って東京まで歩きました。
携帯電話も一度しか通じず、
どこでどうしているか心配で
翌日、探しにいこうと
妹と電話で相談していたら、
幸い、親切な方がおにぎりを
くださって荷物も持っていただき、
交番まで連れて行ってくれたので
そこで休んだ後、明け方に
お巡りさんが無理やりタクシーを
とめてくれたお陰で、無事に帰れました。
母が帰宅したときには
どれほど安堵したかわかりません。
震災直後には石窯神社や
松山方面に復興支援のお参りに行き、
被災地を応援する
交流キルト展も開きました。
あれから、もう
8年もたつとは…(*^^*)
先日聞いた話では、
「東日本大震災で
日本は壊滅する筈だったのに
あの程度ですんだのは驚きだ」とのこと。
それだけ守護が強いのですね!
ありがたいことです。
地元の方はまだまだ
大変な状況だと思いますが、
あの震災をきっかけに
わたしたちの意識も変わりました。
命の尊さを思い出し、
人との絆の大切さを感じ、
当たり前だと思っていたことの
ありがたさを思い出しました。
年月がたつにつれて、
便利な生活が当たり前になり、
あのときの教訓を忘れがちですが(^-^;
立ち止まらず、前に進みながらも
これからも、
生かされていることに感謝して、
毎日を大切に生きていきたいですね。